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以前公開した卵焼きレシピ(=📄 卵焼きを上手に焼きたい【永久保存版】)が大変好評で、ありがたいことに沢山の方に保存して頂いております。
そこでは五種類の卵液を紹介しておりましたが、今回の記事では六種類目の卵焼きを。
一つ前の記事で紹介しました「究極の一番出汁」を使って作るだし巻き卵です。
だし巻き卵は卵に対する水分の割合が多いので生地がぐにゃぐにゃとして形が崩れやすく、綺麗に作るのは少し難しいです。
とろ火で、じっくりじっくり、とにかく焦らずのんびりやるのがポイント。
しかし形が崩れたとしても絶対に美味しく仕上がります。
また、最後にラップに包んで巻き簾で強めに巻いて少し置いておくと、意外と綺麗になってくれていることも。(📸3、4、5)
怖がらずに作ってみてくださいね。
『究極のだし巻き卵 レシピ』
材料
卵 2つ
究極の一番出汁 50ml
薄口醤油 小さじ1
□卵焼き作りに必要な材料と道具
・上記の卵液の材料
・サラダ油
・卵焼き器(フッ素加工が剥げていないもの)
・箸
・キッチンペーパー
・しなりの良いヘラ(箸だけで巻けるようになればヘラはいらなくなります)
…………………………………………………………
□手順
1、卵液の材料をボウルに合わせ、サラサラするまで泡立て器でよく混ぜ合わせる。
2、卵焼き器は中火でよく熱しておき、大さじ1程度の油を馴染ませる。油はキッチンペーパーで底に塗り広げるように拭き取り、皿の上に置いておく(後で使う)。
💡コツ1
卵焼き器をよく温めておけばくっつきにくい。フッ素加工が剥げていない卵焼き器を使うのも大事。
3、濡らしたタオルに卵焼き機を乗せ、じゅっと言わせて少し温度を下げる。火元に戻し、一番弱いとろ火にする。
💡コツ2
熱々の卵焼きに卵を流すと一瞬で底に火が入り、焦げるので、濡れタオルで少し冷ます。
4、卵液の¼を流し、蓋をする。表面もしっとりと固まったら、向かい側からこちら側に向かって箸できつめに巻く。
💡コツ3
一度に流す卵液が少なめで、巻く回数が増えると綺麗な層ができる。卵2〜3つなら4回は巻きたい。卵4つなら5〜6回は巻きたい。一つ一つの層は薄めで大丈夫。
💡コツ4
卵液が固まってないうちに巻こうとすると、底にくっついて離れない箇所がでてくるので、表面が固まるまでのんびり待つ。しかし、弱火や中火など高めの火加減でじっくり焼いていると底が焦げ、パサパサの卵焼きになるので、火加減はトロ火で、上側にも火が通るように蓋をして、蒸し焼きにする。
5、向かい側に先程のキッチンペーパーを使って油を塗り直し、卵焼きを奥に追いやり、手前側も油を塗り直す。卵液全体の¼(残りの卵液の⅓)を流し入れ、奥の卵焼きを傾けてその下にも卵液を行き渡らせる。蓋をし、引き続きとろ火で表面にしっとりと火が通るまで待つ。火が通ったら奥の卵焼きを軸に、奥から手前へ転がす。
💡コツ5
しっとりした表面が卵焼きに張り付くよう、一度転がしたらそこで数秒待ってみる。そうすると、層がドゥルンと剥がれず、綺麗にくっつくので空洞がなく密の濃い層になる。
6、卵液がなくなるまで4と5を繰り返す。
💡コツ6
最後の一巻きは、卵焼きが大きくなっていて、卵焼き器に収まらず難しいかもしれない。そんなときは、卵焼きの奥側に箸かしなりの良いヘラを差し込んで(やりにくい時は、卵焼き機を向かい側に傾ける。)、それを転がそうと持ち上げると同時に、卵焼き機を手前に傾ける。そうすると、一回転しなくても、しっとり固まった卵の上に乗るような形で卵焼きが横たわる。そのまましばらく動かさないでいると、熱で卵と卵焼きがくっつく。くっつけばもう自由に動かしてよし。一回転させたければ、少し奥に押しやってから手前に向かって転がす。
7、ラップをして、形を整え、あれば巻き簾などで形を保つようにきつく巻いて輪ゴムをしておき、少し冷ます。少し冷めてから切る。