世界遺産で作るナチュラルリース

埼玉県唯一の村、東秩父村で仕入れた細川紙という、ユネスコ無形文化遺産の技術で作られた和紙は、江戸時代、商人の帳簿としても使われていたという歴史があります。

娘の同級生の保護者の方からご依頼をいただき、この細川紙でお花を作り、淡いグリーン系の色味のアーティフィシャルフラワーを合わせて、ナチュラル感たっぷりのリースに仕上げました。

ご自身で事業をされている方なので、事務所に飾ってくださるようです。

コロナ禍でレッスンが全てストップし、オンラインでレッスンするという方法もありましたが、なかなか気持ちが上がらず、以前からのお客様からのオーダーを細々と受けてきました。

このリースを仕上げた後、娘から言われたのは、

「誰かに必要とされてるんだから、辞める必要ないんじゃない？」

と背中を押された気がしました。

まだまだ前のようにはいかないけど、少しずつ進めていきたいと思います。

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