ままならない大人たちを描いた優しい作品

#ヨルノヒカリ

#畑野智美

#中央公論新社

#2023年のイチオシ読書

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とっっても良かったぁぁぁ〜！

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名前のない自分の感情や、どの関係性にも当てはめられないお互いの存在に戸惑う木綿子と光の心の動きがとても丁寧に描かれています。

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光の友達の成瀬くんがとても素敵だったなぁ。

真っ直ぐに自分の好きな人たちに手を差し伸べて、それ以外はきっぱり捨てられる潔さ。好きな人たちからは、逃げない強さ。

でも、そんな成瀬くんにだって、彼にしか分からない生きづらさがあるんだ、とハッとしました。

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"多様性"っていう言葉がよく使われるようになったけど、全然理解が追いついてないし、本当に難しい、と思う。

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でも、その人にはその人にしか分からない大切な想いがあるんだってことは、忘れずにいたいな。

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