棄てられない一枚の写真があります。

実は子供の頃、とてもふくよかでした。

そして絵に描いたような“良い子”でもありました。

好き嫌いもせず、３食出されたものは残さず食べ、親の言う事に従順。やることと言えば勉強ばかり。漫画もアニメも善しとしない家庭だったもので、読んでいたのは刺激のない児童書や母の読んでいた主婦向けの料理雑誌。

音楽もおかあさんといっしょに出てくるような曲しか聴くことを許されて居ませんでした。

鏡を見る度、「人は見た目よりも中身」と自分を必死に肯定していた時期もありました。

その分、中学に上がると同年代の友人や先輩から受ける刺激は凄まじく、ロックに嵌り、漫画を読み漁り、好きなものがたくさん出来ました。

同時に、自分は何故空腹を感じて居ないのに食事を摂るのか？誰の為に残さず食べているのか？そう思うようになりました。あと、意外と偏食だったことも気付きました。米やパンなどの穀類、野菜全般と果物、甘いものが苦手。

流石に40kgを切ってしまった時は医者に叱られましたので、プロテインを飲んでます。

痩せて良かったと思う事は、自分の好きなジェンダーレスファッションが楽しめる事。あと、いじめられたり不当な扱いを受けることが少なくなった事。（ふくよかだった頃は何かとトラブル多かったです）

私のケースはダイエットに血の滲むような努力をしたわけではないので、参考にならないと思います。

でも人生の中で体重が半分になる経験って中々無いと思うので、こんな人もいるんだよ的なご紹介でした☺️

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