【徳島県】無料ガイドツアーで絵画をより楽しく見れる「大塚国際美術館」

「大塚国際美術館」の最大の見所である、ミケランジェロの「最後の審判」。

当時ルネサンス時代の絵画は自己表現をするものではなく、聖書通りに描かなければならなかったと言われているのですが、この絵は聖人を含め全ての人物が人間味を帯びて描かれていることから、”これは宗教画ではない”と多くの批判を受けていたとのこと。

しかしミケランジェロの死後、遺されたこの絵画は専門家によって様々な考察がされているのですが、中でも特に印象的だったのは、背景は澄んだ青一色でシンプルに描かれているのに対し、人々が人間味を帯びて混沌と描かれているのは、「自然はこんなにも美しいのに、なぜ人は醜い争いを起こすのだろう」という当時内戦が激しかったイタリアの地で暮らしていたミケランジェロの苦しみと嘆きがこの絵に隠されているのではないか、という考察でした。

ガイドツアーではおそらく絵画の考察まではなされないかと思うのですが、それに繋がるとても興味深い話を聞くことができると思うので「大塚国際美術館」へ訪れた際は、ぜひガイドツアーも参加してみてはいかがでしょうか。

◾️施設情報

🏠 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1

🕒 9:30～17:00（入館券の販売は16時まで）

📞 088-687-3737

定休日 : 月曜休館（祝日の場合は翌日）

入館料 : 一般 3,300円

大学生 2,200円

小中高生 550円

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