読書女子にオススメ！戦争を扱った読みもの5選（2016年以降出版の本）

2016年以降に出版された、比較的新しい戦争を扱った読みものを集めてみました。どれも読みやすいし、力作でオススメです！

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1.令和の若者が考える戦争と平和

『モノクロの夏に帰る』

額賀澪（2022年）

戦時中の写真をカラー化した書籍の

レビューを書く書店員。

戦略的に不登校を選び、

夏休みの課題で戦争を取り上げる中学生女子。

広島の平和教育に苦しさを覚えるテレビマン。

それぞれが少しずつ戦争について考えることの

大切さを描く力作。

個人的に一押しな作品！

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2.ウクライナから日本に避難した少女の日記。

実話です。

『ウクライナから来た少女ズラータ、16歳の日記』

ズラータ・イヴァシコワ（2022年）

ある日突然

「明日から戦争になります」　　　　　

と学校の先生に言われたズラータ。

彼女の衝撃が文章からも感じられ、

もし自分がそう言われたらどうするか、と

考えてしまいます。

日本に逃げる決断をしたズラータと

逃がす決意をしたお母さんに頭が下がります。

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3.タイムスリップ先で特攻隊員に恋をする。

『あの花の咲く丘で君とまた出会えたら。』

汐見夏衛（2016年）

母親と喧嘩して家を飛び出した中2の百合。

目覚めたらそこは、70年前、戦時中の

日本でした。

助けてくれた彰に百合は恋心を抱きますが

彼は死ぬことが任務の特攻隊員で…。

戦争で死んでいった人たちは、

本質的には私達と何も変わらない若者だった

ことが切なくなる小説です。

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4.家族を殺され、女性狙撃兵にならざるを得ない少女。

『同志少女よ、敵を撃て』

逢坂冬馬（2021年）

故郷の村ごとドイツ兵に皆殺しにされた

少女イリーナ。

同じように家族を奪われ戦うことを選んだ

少女たちとともに、女性スナイパーになる

訓練を開始する…。

戦争がいかに人生や人格を破壊していくか

如実に描いた読むべき作品。

本屋大賞受賞。

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5.ピカソの絵を軸に過去と現在の戦争を描く

『暗幕のゲルニカ』

原田マハ（2016年）

スペイン内戦の悲惨さを描いた

ピカソの「ゲルニカ」。

イラク戦争時、国連の本部に

飾られていたゲルニカのタペストリーに

暗幕がかけられた、という史実をもとに

描かれるアートミステリー。

絵に込められた反戦の思いを

引き継がなくては、と思います。

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