性について考える

小さい頃、赤ちゃんがどうしてできるのか、

不思議に思って親に聞いたとき、何も教えてもらえなかった。

けど、どうしてできるかを知ったとき、

本当に不思議で、すごいなと思った。

営みの内容はそのふたりで作り出すものであるから伝える必要はないし、

そこに観点を置いていたから教えてもらえなかったのかなと今は思います。

そして今夫婦生活をしていて、

男と女は違うからこそ、営みは大切だなと思います。

（男女雇用機会均等法がありますが、

基本、男と女は別の生き物で、それぞれしかできない役割が少なからずあるとわたしは思っています。）

著書「大丈夫やで」の助産師、坂本フジヱさんは、

現在の性教育で「いかに完璧に避妊するか」

を教えることにほとんどの時間を費やしていることを残念がっていました。

個人的にはそこを重視するよりも、

①セックスは本来、自分の命を未来のにつなぐための尊いものであること

②その行為によって病気になるリスクがあること

を伝えられたほうが

よりセックスに向き合えるのでないかなと思います。

たとえば子宮頸がんについて、

ある医学の本で、

「性体験のない女性、パートナーが他の女性の性体験がない女性は受診する必要はない」

とはっきり書かれています。

婦人科や産婦人科がこれを主張しないのは、

やはり世の中のしくみで、周知させないことによりお金になるところもあるからでしょう。

性病に関しても、自分を大切にしていれば病気になるリスクは減ります。

あるいは、それを共に抱えられるくらいの相手かどうかを考えることも大切かと思います。

（性的な虐待や犯罪は心をころす行為で、その場合の話は除きます。）

12人産んだ助産師HISAKOさんは

月経中に血が流れることを「命の道があって…」と

教えるそうです。

こどもに性のことについて教える際、

素敵なものであることを伝えるために、

言葉を探すのは大事なことだなと思いました。

いまは美容などに関心が強くいきがちだけど、

それよりももっと身体を大切にできること、

あるのではないかな、と思いました。

そして、自分を大切にしてほしいです。