🇯🇵岡山県にある幻の神社⛩️

【瀧神社 奥の院】

📌岡山県勝田郡奈義町滝本1973

【御祭神】

伊邪那美尊(イザナミノミコト)

滝大領権現

【御利益】

祈雨・事業成功・健康長寿・縁結び

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滝山の中腹に位置し、原生林に囲まれた「奥の院」から「母御の瀧」に続く岩間の清浄な地に祀られ、ある時期には修験道の霊地として女人結界の地でもあった。

妖怪退治をおこなう際に藤原高光が滝の神々が妖怪を追い払う夢を見て、滝のほとりに祠を建立したとされています。

社伝によれば白鳳年間に創建されたそう。

この神域は、奈良時代の初期に、修羅道の祖と言われる役の小角（生没年不詳7,8世紀の呪術的宗教家、修験道の開祖とされる）によって開かれた場所。

山岳仏教の聖地であり山伏（山に籠もって厳しい修行を行うこと）の修行の場として古くから伝えられてきた幻の神社。

全国でも有数の、とてつもなく参拝しにくい神社です。

その主な理由として。

那岐山（滝山の隣の山）に登る→滝山まで縦走（稜線伝いに山から山へ渡り歩くこと）→滝山から滝神社まで下って参拝→滝山まで登り返す→那岐山まで縦走→下山（計10時間）

というプロセスを踏む必要があるためです。

(予め奈義町市役所に申請すれば地元の方に案内して頂けるルートもあります。)

那岐山は中国山地にある標高1255mの山で、

日本300名山にも指定されている中国地方の名山。

滝山から滝神社(奥の院)までは、50分ほど急勾配の下り道。

帰りは滝山山頂までで１時間ぐらい上り返します。

ちゃんとした登山の準備と装備で行くことをオススメします。

僕は軽い気持ちで入山してしまい、かなりの軽(K)装備で行ってしまったためにとても大変な目に逢いました。

また、こちらの山では熊や鹿などもいるため登山に慣れている人や地元の方に案内して頂くなどして、なるべく安全面に気を配るようにしてください。

観光気分で行くような場所では決してない、ということだけお伝えしておきます。

参拝して、心ゆくまで写真や動画を撮ったら暗くなる前に急いで安全にゆっくり帰りましょう。

滝山山頂から滝神社までの道は山に還りかけてるので、日が暮れると冗談じゃなく本当に遭難します。(実際に僕は遭難しました。泣)

そして、このルートはとても険しいので全く人が通りません。

なので見つけてもらうこともできません。

山中なので日が落ちて夜になると、かなり気温も下がりとても危険なので一人で行くのは絶対に辞めましょう。

必ず信頼できる方にサポートをお願いするのが良いです。

しかし、そんな険しい道を乗り越えた先には日常では絶対にお目にかかることの出来ない絶景が待っております。

日本でこんな絶景に、しかも岡山県で出逢えるとは夢にも思いませんでした。

元気な身体をお持ちの方は、一生に一度でいいので体力のあるうちに行かれてみるのも良いかと思います。

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