若い人も注意！✱網膜裂孔✱飛蚊症

夏の暑い時期、突然右目に糸クズのようなものが現れました。眼科で診察を受けると

〝飛紋症¹〟と診断されました。また、網膜の一部に凹みのようなものがあるのが気になるとのことで、少し経過観察をする事になりました。

1週間後の眼科の検診では特に変化はなかったもののやはり網膜の凹みが気になると言うことで、次は一ヶ月後の検診となりました。

先日一ヶ月後の検診をうけると網膜の凹みは亀裂が入って穴が開いていると言うことで、〝網膜裂孔²〟と診断され、急遽〝網膜光凝固術（レーザー手術）³〟を行いました。

施術は眼科の瞳孔を診るときの機械のようなものに顎とおでこを付けて座り、医師が眼球に特殊なレンズを当ててレーザーを放射します。

全く痛みはなく、放射される時の振動がガンガンと響く感じ。10分程で手術は終了。施術後も施術前と何も変わりなく帰宅できました。

その後も痛みや変化はなく、2週間後に術後経過の診察となりました。

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①飛蚊症

視野の中に小さな虫や糸くず、点が飛んでいるように感じる。あらゆる年齢層に起こりますが、高齢者ほど、特に近視の人ほど多く見られ、多くの場合心配ありません。原因は加齢に伴うものであったり、病気によるものであったりと様々で、自覚症状が少なく、視力が低下したり痛んだりしないことが多いので、眼科医に受診せずに放っておいたために、網膜剥離や眼底出血などの重大な病気を見逃すことがあります。

②網膜裂孔

加齢による硝子体の変化により、網膜が引っ張られ裂孔（穴）が生じることが多い。

若年者の場合は、強度の近視や外傷などにより薄い網膜が萎縮して、円孔という丸い穴ができることがある。

初期には〝飛蚊症〟や〝光視症〟といって、視野の中をキラキラと光が走るような症状を自覚することがある。初期の頃は、裂孔ができていても網膜剥離になっていないことが多いが、網膜が剥がれてくるとその部分に応じて、カーテンが降りてきたように視野が欠け見えなくなってくる。物を見る中心の黄斑部にまでそれが達すると、急激に視力が低下を起こす。

処置としては網膜剥離を起こす前に原因となっている裂孔の周りをレーザー治療より固めることによって、網膜剥離に進展することを防ぐことが必要となる。

③網膜光凝固術（レーザー手術）

写真2、3、4を参照

費用（健康保険適用外）:30000円程度

＊各種医療保険等、手術給付金申請あり

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皆さんも手当が遅れないよう、少しでも似た症状のある方は、早期、眼科医への受診をお勧め致します。

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