首なし地蔵へ····　店主し〜ちゃんの足跡　大阪 豊中市刀根山元町

【ALLとし〜ちゃんの思い出🛕】

豊中市刀根山元町·首なし地蔵｡

豊中駅前から北へ、旧能勢街道の坂を延々登った丘の上のピーク、刀根山にあります｡

久しぶりに近くまで来たので立ち寄ってお参りしました。

"首なし地蔵"とは、物騒な名前ですが、

説明書きによると·······

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むかしむかし、

能勢街道が通る刀根山峠はさびしいところでな、 地蔵堂のある三ツ辻(三叉路)にはよく追いはぎが出たそうな。

ある時、追いはぎが旅人を殺して金を奪っていると、 誰かが後ろから見ているような気がする。

「誰じゃ」と振り向くと、石地蔵しかおらん。

「なんだ地蔵か」と見ておると、なんと地蔵さまの目がうっすらとあいたんやて。

追いはぎはあわてて「地蔵さま、地蔵さま、このことは誰にもいうな」って頼んだ。

すると地蔵さまは「わしは言わぬがおまえも絶対に言うな」という。

これをきいて追いはぎは「こいつめ、うまいこと 言ってわしをごまかす気だな」と地蔵さまの首をもぎ取って、下の池に投げ込んでしもうた。

村人があとでさがしても首は出てこなかった。 けれど地蔵を首なしにしたばっかりに、ここを通るたびに追いはぎしたことが頭に浮かんでしかたなかったにちがいない。

それから何年かして村の寄り合いで、男は酒に酔うてついに自分からこのことを話してしまい死罪になった。

男の話を聞いた村人たちは、その池をさらえて地蔵さまのお首をとりあげ、元のお身体にしたということや。

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今地蔵堂には、怖い名前とは対照的に穏やかな顔した"首の繋がったお地蔵様"がいらっしゃいます。

名前とはまるで印象が違う·····

昔寂しかったと云われる刀根山峠も、今は住宅街。

能勢街道は小高い刀根山·待兼山を越えて池田·石橋方面へ続いていましたが、今は中国道や阪大豊中キャンパスが出来て様変わり。

刀根山元町

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店主し〜ちゃんは刀根山あたりを巡った時､ここへよって御参りしては、

｢悪い事はしたらあかん〜って教えや!!🤔｣

なんか分かった様に言ってました｡

店主の膠原病治癒祈願は、終の時近くまで続きます。

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※前投稿に加筆·再構成しています。

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BarALLは南へ約５キロ、豊中市曽根にありました｡

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